Q1 サーキットプロテクタとブレーカーの違いは何ですか?

どちらも過電流保護機能を備えており、過負荷時は自動で遮断(トリップ)して回路を保護する目的で使用します。 サーキットプロテクタは主に0.05A~100A程度の定格で使用され、電磁型、サーマルタイプ型、そしてサーマル電磁型があり、”機器保護用遮断器”と言われる様に電気機器の保護用に使用されています。ブレーカーに比べ小さく、細かな定格電流と機器に応じた豊富な遮断特性が用意されているのが特徴です。電圧引き外し(AC/DC)タイプもあります。 一方、ブレーカーは”配線用遮断器”と呼ばれ、サーマルタイプ型、サーマル電磁型、電磁型等があり、主として住宅、ビル等の配電盤・分電盤等に組み込まれて電路保護の目的で使用されています。そのほか漏電を検知して動作する漏電ブレーカー等もあります。 何種類もの遮断特性が用意されているというものではありませんが、設置される位置(幹線、分岐回路)に応じて豊富な遮断容量(1,000A~200,000A)のものが用意されています。 サーキットプロテクタは「バック配線タイプ」が多く、ブレーカーは「フロント配線」タイプが多い特徴があります。また、前者CP、後者はNFB、MCCBと呼ばれることもあります。

Q2 質問

回答